パドックスーパーFJクルーザー完成
今回のFJを制作するにあたり、まず「三つのテーマ」がありました。
まず1つが
「ダートやチョイクロカン走行・雪中走行」
2つ目が
「高速 クルージングの 快適度(長距離ドライブ・ハンドルが引っ張られない)」
三つ目が
「燃費をなるべく 良くしたい」
まあ、「タイヤの外径を大きくして」の話としては、 矛盾しますが どれだけ出来るのか?にチャレンジするのが今回の「パドックFJクルーザー」です。
まず、足回りについては「ノーマルスプリング」をベースとして「どれだけショックで良くできるか!」
そのためには、「ノーマルの黄色いビルシュタイン」を徹底的にテストした上で、もちろんフロントは独立懸架でストロークが限られてるのでその範囲内の車高アップです。
フロントは「40ミリアップ」(これは、サスがフルストロークをさせる事が前提です)
リアに関しては もともとが 尻上がりなので 好みの調整ですが「25ミリアップ」です。
ただ、これだけでは「大きいタイヤは履けない」ので、「ボディーリフト」を2インチにし合計 約3インチ 車高は上がりストロークもトゥの変化がない範囲内で出来ます。
あと、クロカンの時ローリングの時「どうしても、サイドステップが干渉しますが」2インチボディーリフトをする事で「フレームよりボディーが5センチ上がる」ので、ステップのクリアランスが上がり一石二鳥です。
これにより 「もうワンサイズアップのタイヤ」を履くことも可能です。
今回はファイナルもトランスミッションもノーマルの状態で、このサイズ(285/70)にして「動力性能に影響ないよう」にしました。
なお、見た目上「バンパーなどは、すべてノーマル」で今回は装着して「覗き込まないと2インチボディー」をしている様には見えません。
今後、2インチボディーキットも販売予定しております。
あと、このブルービルシュタインは、フロントの車高調整の幅がスプリングの受け皿のシートが黄色いビルシュタインとは違うので調整範囲の幅は大きく取って有ります。
減衰力やストロークについては、 何タイプかありますので、ご相談下さい。
その他 最後に「等長フロントパイプ」についてですが、パドックでは、もう「20年近くV6 エンジン」について携わって来ました。
もちろん、ふけあがりは良くなりますが、一番は「低速トルク」です。
ワンサイズタイヤを上げたら「かなりトルクがない感じがノーマルでは」わかります。
等長フロントパイプによって 285サイズのタイヤを履かしても、ノーマルと同じ50キロちょっとで5速にはいるので、毎回の当社長距離テストでは 8キロは 走ります。
これは、移動の時エコにもつながる事だと思います。
以上、三つのテーマを前提に出来上がった「パドック スーパー FJ クルーザー」です。
その他の仕様についてもデーターは豊富にありますので、一度ご相談下さい。