ランクル80について
最近 80を中古で購入された方で黒煙が出たり、エンジンの伸びがない・パワーが感じられない!そんな方のために、パドックでは無料で点検をしています。
もちろん足回りについても良いですよ、予めご連絡を下さい。
これは最近、本州でディーゼル規制が入り中古車が流れて来てます。
それに伴い最初から改造済みのハイリフト車やエンジン・特にパワーロッドやタービンなども入っている車が当社に修理依頼で来ます。
ただ残念な事にもう少し早く来て頂ければ、調整などで治す事が出来るのに完全に病気で言うと、手遅れと言う状態で来ます。
まずこれはどうしてそうなるのか?
まず前のオーナーは業者に買い取ってもらう際に、下取りに出す時に改造してると残念ながら日本ではその価値はなく、逆に値切られてしまいます。
ですから当然高い部品がせっかくついていても改造していないといいます。
これは一つの例ですがたとえば 80のタービンは、外見は完全にノーマルにしか見えません。
これがノーマルベースのハイフロータービンです。
もちろんこのタービンはこれ専用のセッティングが有り、噴射ポンプにも年式により、すべて方法が違います。
それとこの手の80は機械式ポンプなので、気温。特に北海道は温度の上下・夏冬とインジェクションでないから対応出来ません。
さらに今は車検なども年式によりかなり厳しくなってます。
そのためには今、自分のエンジンがどのような状態かを確認して調整を先にして於いた方が良いと思います。
セッティングについても良く問い合わせが有りますが今の現状がどうか。
本人も判らないのが良くあることです。
そしてそのまま 車検などに行くと当然受からないので、ポンプでただ燃料を絞られ、色々とやってるうちに調整が出来なくなり、当社に入って来ます。
もしかしたら本当は良いタービンがついているのに、調整が出来てなく性能を逆に悪くしていたり、ノーマルの80よりパワーが出ていない!そんな事もありえます。
参考までに80の走行距離が10キロを超えてから起きやすい症状をお知らせします。
1.セルモーターの焼きつき。
症状:セルが回りっぱなしになります。
対応: あわてずにバッテリーのマイナスを外して下さい。
2.ダイナモ。
これも早めにするとオーバーホールで終わります。
3.たまにATミッションの変速がしない。
例)Dレンジからのスタートが2速になったり、 オーバードライブランプが点滅等です。
このような事が今までに比較的多くある事です。
4.これは足回りなど改造されてる車です。
これは改造のしかたで変わりますが、ブッシュ類・ピロボール類です。
これは定期的に本当は交換なのです。
この辺については足回り無料点検もしています。
予約制ですがご利用下さい。
5.ボディーリフトなどをしている車です。
ボディーリフトこそやり方で大きく問題が発生する可能性が有ります。
最近、多いのは「なんかカタカタ音がするけどわからない」 こんな車が昨年は何台か来てます。
すべて中古で買った時からリフトアップ・ボディーリフト済みの車です。
これに関しては事故などでボディーの付け根にクラッグが入り、ちゃんと修理がされてない場合です。
それとボディーとブロックを止めるボルトの頭が面積が小さすぎ、そこからボディー側にヒビが入ります。
それだけではありませんが、ちょっとした事が原因で起こる問題が多いのもボディーリフトです。
以上 こんな事が有ります。