2011 年 8 月 22 日

クルーザーマインドの取材!

Filed under: 語り — admin @ 3:39 PM

今回は【クルーザーマインド】の取材が有り、「ランクル77」と「FJクルーザー」の2台を載せました。

FJクルーザーとランクル77

「ランクル77」は、普段(お客さん)仕事で使う車なので、外見は「普通」でも、走りやすく舗装道路を走る事も多いのですが、現場に行くと「かなりのオフロード」この条件をテーマに作りました。

もちろん、オフもそれなりに激しいところもあるので、タイヤも大きくするのが手っ取り早いのですが、普段お客さんも乗るし舗装の移動の時は「雪道も飛ばせるよう、車高はあまり上げたくない!加速も良く(笑)」

この条件をクリアするため、まず、トランスファーごとエンジンまでランクル80に交換しました。
デフロックは、77の前後を残しフルタイム走行も可能にし、雪道の高速安定とエンジンパワー・エンジンは、タービンも交換。
車体重量は、ボディーが80より77は、かなり軽いので、パワー的にも軽快に走れます。

足回りは ノーマルサスだと「オフロードで、どうしてもフロントがすぐ底突きしてホーシングにダメージを与えると同時に体にも衝撃がきます。」

車高は、あまり高く出来ないので、2インチの強化リーフ・シャクルで、少しあげる程度。
それに、ビルシュタインを組み合わせ「タイヤは285-75-16」もちろん、ブレーキは強化してあります。
まあ、4枚リーフの77としては「かなり出来上がりは良いクルマ」になりました。

   
FJクルーザーについては、まずノーマルの状態で走った限り、エンジンパワーが「なんとなく馬力の割りには物足りなく」感じます。
そこで、まずは以前「120のプラド」の時のリアマフラーはノーマルのまま13馬力上がったので同じ様に作りました。

もちろん、等長パイプについては「パワーをあげながら、トルクも上げる」という優れものなのですが、短いとトルクがなくなったりしたり意外とデリケートなものです。
約15年、色々と製作しても「なかなか決まらない」ものです。

今回は「中間の吹け上がりとトルクアップ」が実現出来ました。

たまたま、取材にきたクルーの人が、FJに乗っていたので試乗したら「すぐわかってもらえたのでうれしかったです」

いつも、製品を作る段階で、人間の感覚ですぐわかるということは「2馬力・3馬力」ではわかりません!
  
あとは、ショックを「オリジナルビルシュタイン」に変更してます。
どうしても、ショックは走る使用状況・装着サス、もちろん、長いスプリングにはロングストロークというふうに、どうしても変わります。
このようなことから「2から3種類」になると思います。

今は、フロントノーズがブレーキングの時「ちょっと沈みこみがある」のでノーマルサスでセッティングしてます。

今後、スプリングについても「開発中」です。

それにしても、FJはなかなか良い車です。