2010 年 2 月 8 日

フロントパイプとエクステンションパイプとはどのようなものか?

Filed under: 語り — admin @ 10:48 AM

「フロントパイプ」と「エクステンション」とはどのようなものか?

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ノーマルの現状は「どのようなもので交換することによってどのような効果が生まれるのか?」その違いについて。
一般にフロントパイプは、あまり太くするとトルクが無くなると言われてます。
しかし、ターボの性能をフルに発揮する為に、太い方が良い!
四駆の走りを考えると、トルクは落としたくない
その過程で色々と試行錯誤して、出来あがったのが今のエクステ付きタイプです。
それは、タービン直後から直ぐに交換するタイプの為、パイプを太くしても、トルクを失わずにパワーを発揮出来る仕様になっています。
ノーマルタービンからビックタービンまで仕様変更もできます

■製品自体の特長や仕様等について

製品自体は、フロントパイプの取り回しも大径タイヤを装着した際に、どうしてもホイルオフセットがマイナス外側にくるので、なるべくタイヤに接触しないようにしてます
あとはよくジャバラの部分などが使用年数で、駄目になったり、途中で壊してもパイプ自体を分割で制作してる製法なので、壊れても当社に送って頂ければ、いくらでも修理可能です。
これはレースの状況下で得た、作り方です

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■等長フロントパイプについて

ランクルだとプラド用になりますが、なぜノーマルではダメなのか?等長パイプの利点や他社製等長パイプとはどこが違うのか?

当社でフロント等長パイプは、V6エンジンの三菱で15年近くやってきました。
これはただ、長さを合わせれば良いだけでなくある程度パイプの長さを必要としそうすることでトルクを落とさずパワーも発揮する絶対条件です。
例えばV6エンジン以外などでは、わざわざ不等長にした方が良いエンジンも有ります
ここをトルクを落とさず中間からとにかくマックスパワーに早く到達させるには、エンジンから近い所を変更すると、もしかしたらリアのマフラーを変えるより効果があるかと・・・
そのポイントを見つけるまで長さと太さをいろいろと変えてテストします
他社との違いはその辺のテストと走行をどれぐらいしたかですね。
実際、長さが合えば全て等長ですしね(笑)
あと、この製法も複数のパイプを組み合わせて製作してます。
もし壊れても修理が出来ますし、どうしてもレースで使用すると壊れる場合がありそれを、また修理出来るようにというのがコンセプトでもあります。
余談ですが、当社の製品はまず自分たちの車ために作ります。
それはもう30年やり続けてます。